商談のタイミングでは、BMW Chargingの会費が1年間(月額2,750円 x 12ヶ月)無料で付くとということだったので、近くのスポットで充電をすれば良いかなと考えてました。あとは、プリウスみたいに電気くん、ガソリンくんみたいな感じで運用するイメージでした。
まぁ毎日近くのスーパーなどの充電スポットで何時間か充電する毎日は正直なところ、厳しいかなとも思ってました。
何回かの商談を行い、ディーゼル乗り換えから本気でPHEVでもいいかって気持ちが傾いた時に営業さんからの悪魔の囁き、「家庭用充電設備および設置基本工事無償キャンペーンやってるのでタダで家庭用充電設備が設置できます!!」背中を押され、ハンコつきました。笑
充電設備設置前の検討事項
自宅に充電設備を設置することが決まったら、色々と検討すべき内容が出てきました。
主な検討事項は下のイメージのような感じです。
- PHEVでホントに良いのか?
- リセールを気にしたら買えない。腹をくくりました。
- 近隣の充電スポットで運用できるか?
- 近くでも行くのがめんどくさい、他の車がいたら待ちが発生するので却下
- 補助金は使えるか?
- EV購入サポートはあるが、家庭用電源設備まではサポートなし。
- 契約アンペアは?
- 40Aだったが、知り合いの電気屋に聞いたところ、落ちる事もあるから60Aを薦められる
- 60A契約でもエアコン、床暖房、炊飯器、電子レンジ、車で落ちました。
- スマートメーターか?
- 一般的な円盤が回るメータだった。
- 電気メーターから配電盤、配電盤から駐車場までの距離は?
- 取回しで結構な距離となり、外壁に穴を開ける必要がある。
- 充電器の設置方法は?
- 屋外、外壁直付けで当初は決定。
- 工事業者はどうする?
- キャンペーン適用で自動的にディーラー指定業者に決定
- 充電器のタイプはどうする?
- 最初は200Vコンセントのみのつもりだったが、ガタイは大きいがスマホでコントロールできるBMW iWallbox Plusが付けられるので、純正充電器に決定。
- BMW iVアプリは癖があるが、所有満足度を上げてくれる。でも、電源落ちた後の設定がちょっとめんどくさい。
- 新しい機種は、Bluetooth経由でMy BMWアプリに接続して、管理することができるようになってるみたい。
電力会社との契約について
普段電気の請求明細とかを見てなかったのですが、ウチでも多くの一般家庭で契約されている40アンペアの契約となっていました。
電気自動車の充電を考えなくても夏場にクーラー数台、炊飯器、電子レンジなどを同時多発的に使った時などで、時々電源ブレーカーが落ちることはある感じでした。
その時は、家にあるインターネットのルーターや各種リモコンやDVDデッキなど時刻設定やIPアドレスの振り直しで結構手間がかかってしまいました。
上記のような状況にちょいちょいなることから、自宅に給電設備を設置されてる電気屋さんのサイトや個人サイトも拝見しながらうちではどのような契約が良いか検討を進めました。
色々な情報を集めていると電力会社によっては、夜間電力が安いという事もあるようなことは書かれているのですが、実際に契約を検討し始めるとそういった契約形態を取れないということがわかり、電気屋やってる友人の助言もあり、我が家では、60アンペアの契約とすることとしました。
電気メーターはスマートメーターが良いかも
電力会社との契約見直しに際して、ブレーカーが落ちた後に暗い中、自宅の配電盤のブレーカーをリセットする作業が煩わしいことを解消できないか調べていたところ、電力会社では、スマートメーターと言われる従来の円盤がぐるぐる回って電力量のカウントを行うものから電力会社がリモートでメンテができるデジタルメーター化が進められていることがわかりました。
家の外に設置してある電力メーターを確認したところ、我が家では残念ながら、円盤がぐるぐる回ってました。
色々調べてみると、スマートメーターの良いところは、ブレーカーが落ちても1分もすれば電源が回復することや電力使用量をHEMS機器を接続することで自分で確認することができるということがわかりました。
これはなんとかせねばという思いになり、近隣住宅の電気メーターがどうなってるか散歩がてら見てみたり、HEMS機器とはなんぞやなどを調べていくうちに解決策が見つかりました。
円盤型の従来型の電気メーターからスマートメーターに変更してもらうためには、電力会社で電気使用量の情報が見れるBルートサービスというものを申し込めば、比較的早くスマートメーターに変更してもらえることがわかり、電力会社に申し込むとともにHEMS機器の導入検討を行いました。
電気自動車的なものを導入するにあたっての検討事項なので、当初は電力使用量だけわかれば良いかなと思っていたんですが、人間色々調べるうちにやりたいことが広がっていきます。
Nature Remo E Liteという製品がスマートメーターに対応していて、リアルタイムで電力使用量をアプリで確認することができるものでしたので、電気メーターの交換を待たずにポチっとしてしまいました。
製品が届いてもメータが円盤なので、早く工事日程が決まらないかなと思っている間に関連製品でNature Remoっていうのもあって、リモートコントロールみたいだったので、こちらも追加で導入することにしました。
外出した際にスイッチの消し忘れや帰るタイミングでスイッチを事前に車からコントロールできると面白いかなと思ってます。
電気メーターから配電盤、配電盤から駐車場までの距離は?
電気メータから配電盤を経由して充電設備までの距離が長いと標準工事の範囲に収まらないので注意が必要なポイントですね。
自分の場合、配電盤の中に設置されている契約アンペアに応じたブレーカーが設置されていたものがブレーカー機能を有するスマートメーターに変更されることで、配電盤に設置されたブレーカーがメーター交換時に取り外されたため、電気メーター側で配線を分岐し、配線距離を短くすることが可能になりました。
充電器の設置方法は?
当初の設置イメージはこんな感じ。